IT用語を超やさしく理解する
データベース
別名: database / DB / データベースシステム
30秒で思い出す
データベースは、たくさんのデータを、あとで探したり更新したりしやすい形で整理して保存する仕組みです。
ただファイルを置いておくだけではなく、「どのデータが何を表すのか」を決めて整理し、必要な情報を取り出せるようにします。
超やさしく理解
学校の名簿を考えてみます。
名前 学年 クラス
山田さん 5年 1組
佐藤さん 6年 2組
紙が何百枚もバラバラに置かれているより、項目をそろえて表のように整理されている方が、「5年生だけ探す」「クラスを変更する」といった作業がしやすくなります。
データベースも同じように、データを一定のルールで整理して扱いやすくします。
ただし、データベースは単なる表そのものではありません。実際には、データベースを管理するソフトウェアと組み合わせて、データの保存・検索・更新や複数利用者からの操作を管理します。
正確にはどういうもの?
データベースは、関連するデータを整理して蓄積し、必要に応じて検索・追加・変更・削除できるようにしたものです。
データベースを管理するソフトウェアを DBMS(Database Management System) と呼びます。データベースそのものとDBMSは厳密には別ですが、日常的にはまとめて「データベース」と呼ばれることもあります。
代表的な関係データベースでは、データを表の形で扱います。
- 行: 1件分のデータ
- 列: データの項目
- 表: 同じ種類のデータをまとめたもの
たとえば商品データなら、「商品番号」「商品名」「価格」のような項目をそろえて管理できます。
なぜ必要?
データが少ないうちは、表計算ファイルやテキストファイルでも管理できます。しかしデータが増えたり、多くの人やシステムが同時に使ったりすると、次のような課題が出てきます。
- 欲しいデータをすばやく探したい
- 同じデータを何か所にも重複して持ちたくない
- 間違った更新やデータの食い違いを減らしたい
- 複数の利用者から安全に利用したい
データベースとDBMSは、こうしたデータ管理をしやすくするために使われます。
よくある勘違い
データベースはExcelのような表と同じ?
似た見た目で表すことはありますが、同じものではありません。DBMSは大量データの検索、同時利用、更新管理などを行うための機能を持ちます。
データベースとDBMSは同じ?
厳密には別です。データベースは整理・蓄積されたデータの集まり、DBMSはそのデータベースを管理するソフトウェアです。
データベースに入れれば自動で正しいデータになる?
いいえ。どんな項目を持たせるか、どのようなルールで登録するかなど、設計と運用が必要です。
ここまで分かればOK
- データベースはデータを整理して保存・検索・更新しやすくするための仕組みである
- データベースを管理するソフトウェアをDBMSと呼ぶ
- データベースそのものとDBMSは厳密には別である
- 関係データベースでは行・列・表の形でデータを扱う
- SQLは関係データベースを操作する代表的な言語である
資格との関係
ITパスポート試験
- シラバス
- Ver.6.5
- 必要な理解
- 仕組みまで理解できる
- 重要度
- 中
- 分野
- テクノロジ
関連するIT用語
理解できたか確認しよう
答えを選んで、なぜそうなるのかまで確認できます。
確認問題 1
データベースの基本的な役割
データベースを利用する目的として最も適切なものはどれですか?
確認問題 2
データベースが向いている場面
商品数が数十万件あり、複数の担当者が商品名や価格を検索・更新するシステムを作ります。最も適した考え方はどれですか?