IT用語を超やさしく理解する
SQL
別名: Structured Query Language / エスキューエル
30秒で思い出す
SQLは、関係データベースに対して「このデータを見せて」「新しいデータを追加して」「この値を変更して」といった操作を記述するための言語です。
データを検索・追加・変更・削除するときなどに広く使われます。
超やさしく理解
図書館で司書さんにお願いする場面を考えてみます。
「この本を探して」
「新しい本を登録して」
「本の情報を直して」
「この登録を削除して」
SQLは、データベースに対してこのようなお願いを、決められた書き方で伝えるための言語だと考えられます。
ただし、SQLは人に話しかける自然な日本語ではありません。DBMSが解釈できる文法に従って文を書きます。
正確にはどういうもの?
SQLは、関係データベースのデータや構造を扱うための標準化されたデータベース言語です。一般に Structured Query Language として知られています。
MVPでは、まず次の4つの操作を理解できれば十分です。
SELECT → データを取り出す
INSERT → データを追加する
UPDATE → データを変更する
DELETE → データを削除する
たとえば、商品表から価格が1000円以上の商品を取り出したい場合、SQLで条件を指定して検索できます。
SELECT name, price
FROM products
WHERE price >= 1000;
ここでは細かな文法暗記より、SQLでは必要なデータと条件を指定して関係データベースを操作できることを理解するのが重要です。
なぜ必要?
データベースには何千件、何百万件ものデータが入ることがあります。その中から必要なものだけを手作業で探すのは現実的ではありません。
SQLを使えば、条件を指定して必要なデータを取り出したり、大量のデータをまとめて更新したりできます。
よくある勘違い
SQLはデータベースそのもの?
違います。データベースはデータを整理・蓄積したもので、SQLは関係データベースを操作するために使う言語です。
SELECTはデータを変更する命令?
基本的には違います。SELECTはデータを取り出すために使います。追加はINSERT、変更はUPDATE、削除はDELETEが代表的です。
SQLはすべてのDBMSで完全に同じ?
基本的な考え方や代表的な構文は共通しますが、DBMSごとに使える機能や細かな書き方が異なる場合があります。
ここまで分かればOK
- SQLは関係データベースを扱う代表的な言語である
- SELECTは検索、INSERTは追加、UPDATEは変更、DELETEは削除に使う
- SQLとデータベースそのものは別である
- WHEREなどで条件を指定して必要なデータを取り出せる
- MVPでは複雑なJOINやサブクエリの文法暗記までは不要
資格との関係
ITパスポート試験
- シラバス
- Ver.6.5
- 必要な理解
- 仕組みまで理解できる
- 重要度
- 中
- 分野
- テクノロジ
関連するIT用語
理解できたか確認しよう
答えを選んで、なぜそうなるのかまで確認できます。
確認問題 1
SQLの代表的な命令
関係データベースから条件に合うデータを取り出すときに使う代表的なSQL文はどれですか?
確認問題 2
SQLで条件を指定する
商品データベースから「価格が1000円以上の商品だけ」を取り出したいときの考え方として最も適切なものはどれですか?