IT用語を超やさしく理解する
情報セキュリティ
別名: セキュリティ / 情報セキュリティ対策
30秒で思い出す
情報セキュリティは、大切な情報を、見られてはいけない人から守り、勝手に変えられず、必要なときに使えるようにすることです。
基本の3要素は 機密性・完全性・可用性 です。
超やさしく理解
学校のテスト結果を入れた箱を考えてみます。
- 関係ない人には中身を見せない → 機密性
- 点数を勝手に書き換えさせない → 完全性
- 先生が必要なときには取り出せる → 可用性
鍵を掛けて誰にも開けられなくすれば安全、というわけではありません。必要な人まで使えなくなると可用性が失われます。
正確にはどういうもの?
情報セキュリティでは、情報や情報システムに対するさまざまな脅威を考え、適切な対策を組み合わせます。
基本となる3要素は次のとおりです。
| 要素 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 機密性 | 許可された人だけが情報へアクセスできる | アクセス権、暗号化 |
| 完全性 | 情報が正しく保たれ、不正に変更されていない | 改ざん検知、変更管理 |
| 可用性 | 必要なときに情報やシステムを利用できる | バックアップ、冗長化 |
実際の対策では「何を守るか」「どんな脅威があるか」「どの程度のリスクか」を考えます。対策を1つ入れればすべて安全になるわけではありません。
なぜ必要?
情報が漏れる、書き換えられる、システムが止まると、個人にも会社にも大きな影響が出ます。そのため、パスワードだけでなく、認証、暗号化、バックアップ、教育、ルール作りなど複数の対策を組み合わせます。
よくある勘違い
- セキュリティ = 秘密にすることだけ、ではない: 正しさと使える状態も重要です。
- 対策ソフトを入れれば終わり、ではない: 人・ルール・技術を組み合わせます。
- 使えないほど厳しくすればよい、ではない: 可用性とのバランスも必要です。
ここまで分かればOK
- 情報セキュリティが情報を安全に扱うための考え方だと説明できる
- 機密性・完全性・可用性の違いを説明できる
- 1つの対策だけですべての脅威を防げるわけではないと理解する
資格との関係
ITパスポート試験
- シラバス
- Ver.6.5
- 必要な理解
- 仕組みまで理解できる
- 重要度
- 高
- 分野
- テクノロジ
関連するIT用語
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答えを選んで、なぜそうなるのかまで確認できます。
確認問題 1
可用性が損なわれる状況
社内システムのデータは漏えいも改ざんもされていませんが、障害で一日中アクセスできませんでした。最も直接的に損なわれている要素はどれですか?
確認問題 2
情報セキュリティの3要素
情報セキュリティにおける「完全性」の説明として最も適切なものはどれですか?