IT用語を超やさしく理解する
プロジェクト
別名: Project / プロジェクト管理
30秒で思い出す
プロジェクトは、特定の目的や成果を実現するために、開始と終了を定めて行う一時的な活動です。
毎日ずっと同じ形で繰り返す定常業務とは違い、「何を実現するか」と「いつ終わるか」があります。
超やさしく理解
学校の文化祭でクラスのお店を出す場面を考えてみます。
- 文化祭の日までに準備する
- 何を出すか決める
- 誰が何をするか分担する
- 必要なお金や材料を管理する
- 当日が終われば活動はいったん終了する
このように、達成したいことと終了があり、そのために人や時間などを使って進める活動がプロジェクトです。
ただし、実際の仕事のプロジェクトでは、学校行事よりも予算・品質・リスク・関係者など多くの条件を管理します。
正確にはどういうもの?
プロジェクトは、独自の成果物、サービス、結果などを生み出すために行う一時的な取り組みです。
典型的には次の特徴があります。
- 達成したい目的・目標や成果がある
- 開始と終了がある
- 人、時間、お金など使える資源に制約がある
- 関係者と協力しながら進める
- 計画と実績を確認し、必要に応じて調整する
システム開発、新店舗の開店、イベント開催、新商品の発売などもプロジェクトになり得ます。
定常業務との違い
毎月の給与計算や毎日の問い合わせ対応のように、継続的に繰り返す仕事は一般に定常業務として扱われます。
一方、「新しい勤怠システムを12月までに導入する」のように、特定の成果と終了条件がある一時的な取り組みはプロジェクトとして扱われます。
プロジェクトの成果が完成した後、その成果を使う仕事が定常業務として続くこともあります。
プロジェクトマネジメントとは?
プロジェクトを目標へ進めるために、スコープ(何を行うか)、スケジュール、コスト、品質、資源、リスクなどを確認しながら管理・調整することがプロジェクトマネジメントです。
ただ予定表を作るだけではなく、状況の変化や問題が起きたときに影響を確認し、目標達成へ向けて調整することが重要です。
よくある勘違い
- 大きな仕事だけがプロジェクトではない: 一時的で特定の成果を目指す活動なら、小規模でもプロジェクトになり得ます。
- プロジェクト = 開発だけ、ではない: イベント、移転、新商品などにも使える考え方です。
- 期限がある仕事なら何でもプロジェクト、とは限らない: 一時的な取り組みとして特定の成果を生み出すことも重要です。
- 計画を作れば終わり、ではない: 実行中も進捗や問題を確認し、調整します。
ここまで分かればOK
- プロジェクトが特定の成果を目指す一時的な活動だと説明できる
- 開始と終了があり、継続的な定常業務とは性質が異なると説明できる
- プロジェクトマネジメントでは複数の管理対象を調整すると理解する
資格との関係
ITパスポート試験
- シラバス
- Ver.6.5
- 必要な理解
- 仕組みまで理解できる
- 重要度
- 高
- 分野
- マネジメント
関連するIT用語
理解できたか確認しよう
答えを選んで、なぜそうなるのかまで確認できます。
確認問題 1
プロジェクトの特徴
プロジェクトの特徴として最も適切なものはどれですか?
確認問題 2
プロジェクトと定常業務
次のうち、プロジェクトとして扱うのが最も適切な活動はどれですか?