IT用語を超やさしく理解する

要件定義

別名: 要件定義工程

30秒で思い出す

要件定義は、作るシステムが何を満たす必要があるかを具体的にする工程です。

利用者や業務の要求を整理し、必要な機能、性能、セキュリティ、運用上の条件や制約などを明確にします。

超やさしく理解

新しい家を建てる前に、「部屋はいくつ?」「何人で住む?」「予算は?」を決める場面に似ています。

システムでも、作り始める前に「誰が何のために使い、何ができればよいか」「どのくらいの性能や安全性が必要か」などを関係者で確認します。

ただし、家のたとえと違い、ソフトウェアでは開発途中に要件を見直すこともあります。

正確にはどういうもの?

要件定義では、利用者や発注者などの要求を整理し、システムが満たすべき条件として明確にします。

代表的には、何ができる必要があるかという機能要件だけでなく、性能、信頼性、セキュリティ、使いやすさ、運用条件などの非機能要件も対象になります。

要求は「こうしてほしい」という要望を含む広い概念として扱われることがあります。要件定義では、それらを開発や確認の基準として扱えるよう具体化していくことが重要です。

なぜ必要?

関係者ごとに「欲しいもの」のイメージが違うまま開発を進めると、完成後に大きな手戻りが起きます。要件定義は、その認識差を早めに小さくし、設計やテストの前提をそろえるために重要です。

よくある勘違い

  • 要件定義 = 画面デザインを決めることだけ、ではない: システムが満たす条件全体を扱います。
  • 利用者の言葉をそのまま書くだけ、ではない: 要求を整理し、実現・確認すべき条件へ具体化します。
  • 要件 = 機能だけ、ではない: 性能やセキュリティなどの非機能要件もあります。
  • 一度決めたら絶対変更不可、ではない: 開発方法や変更管理の方針によって変更の扱いは異なります。

ここまで分かればOK

  • 要件定義が「何を満たすシステムにするか」を明確にする工程だと説明できる
  • 機能要件と非機能要件があることを理解する
  • 要件の認識ずれが手戻りにつながる理由を説明できる

資格との関係

ITパスポート試験

シラバス
Ver.6.5
必要な理解
仕組みまで理解できる
重要度
分野
マネジメント

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前に知っておくと分かりやすい

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確認問題 1

機能以外の要件

新しい予約システムについて「同時に多くの利用者がアクセスしても3秒以内に画面を表示したい」と決めました。この内容は何に当たりますか?

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確認問題 2

要件定義の目的

要件定義の目的として最も適切なものはどれですか?

回答を1つ選んでください