IT用語を超やさしく理解する
ウォーターフォール
別名: ウォーターフォールモデル
30秒で思い出す
ウォーターフォールは、要件定義、設計、実装、テストなどの工程を大きく分け、基本的に前の工程の成果を確認してから次へ進む開発の進め方です。
超やさしく理解
大きな行事の計画を「目的を決める → 会場を決める → 準備する → 本番前に確認する」と順番に進めるイメージです。
前の工程で決めた内容を次の工程へ渡していくため、全体計画や工程ごとの成果を管理しやすい一方、後から大きな変更が入ると前の工程まで見直す影響が大きくなることがあります。
正確にはどういうもの?
ウォーターフォールでは開発工程を段階に分け、成果物や確認事項をそろえながら順次進めます。要件が比較的安定している場合や、工程ごとの確認・文書化を重視する場面などで採用されます。
「一度でも戻ったらウォーターフォールではない」という意味ではありません。実際には修正や手戻りも起こりますが、工程を順序立てて管理する考え方が中心です。
メリットと注意点
- 全体計画や進捗を管理しやすい
- 工程ごとの役割や成果物を明確にしやすい
- 後半で大きな要件変更が起きると前工程への影響が広がりやすい
- 進め方によっては、利用者が実際に動くものを確認できる時期が後ろになりやすい
よくある勘違い
- 変更が絶対禁止、ではない: 変更はできますが、後半の大きな変更ほど影響範囲が広がりやすい特徴があります。
- 古いから必ず悪い、ではない: プロジェクトの条件に合えば有効な進め方です。
- アジャイルの完全な反対語、ではない: 実際の開発では状況に応じて考え方を組み合わせることもあります。
ここまで分かればOK
- 工程を大きく分け順番に進める考え方を説明できる
- 計画・成果物を管理しやすいことと、後半の変更で影響が広がりやすいことを理解する
- アジャイルとの違いを優劣ではなく進め方の違いとして説明できる
資格との関係
ITパスポート試験
- シラバス
- Ver.6.5
- 必要な理解
- 仕組みまで理解できる
- 重要度
- 中
- 分野
- マネジメント
関連するIT用語
理解できたか確認しよう
答えを選んで、なぜそうなるのかまで確認できます。
確認問題 1
ウォーターフォールの特徴
ウォーターフォールの特徴として最も適切なものはどれですか?
確認問題 2
後半の大きな要件変更
ウォーターフォールでテスト工程まで進んだ後、最初の要件を大きく変更することになりました。起こりやすいことはどれですか?